11月度DNA東海ブロック定例会 開催レポート

11月13日(火)、「11月度D.N.A東海ブロック定例会」を開催しました。テーマは「定着率向上」。今回は、株式会社TakeAction 名古屋支社長 伯本玲央様を講師としてお招き、 『定着率向上ツール'THANKS GIFT'』をご紹介いただきました。
https://thanks-gift.net/function/

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社内で、頑張ってくれている社員さんに感謝の気持ちを伝える「ありがとうカード」を採用している会社さんもあるでしょう。普段、感謝の気持ちはなかなか伝える機会がなかったりしますが、機会がないだけで、意外と皆さん感謝しているものです。このアナログのカードをデジタル化したものが『定着率向上ツール'THANKS GIFT'』です。スマホを使って、ありがとうの気持ちをコインとメッセージに変えて贈りあうもの。紙のカードだと誰が誰に感謝しているのかも見えづらかったり、支店が違えばなかなか渡す機会もなかったり。そんな問題を解決、感謝を見える化して、手元のスマホで伝えやすくしたツールです。

受け取ったコインの数を評価に反映したり、表彰式を行ったりと、活用方法は会社さんそれぞれ。ありがとうのコインの数をポイントとして景品交換も可能です。アンケート機能もついているので、社員の意見を聞きたいときにも有効。定期的に活用することで、社員満足度をはかることもできるでしょう。

新たな時代を感じさせる興味深いツールですね。アナログにも、デジタルにも、良い面もあれば悪い面もあります。双方の「いいとこ取り」ができたら最高ですね(笑)いずれにせよ、「明るさ」「楽しさ」「ポジティブさ」を感じさせる事業だと思います。

東海ブロック定例会2

以下、会場から出た意見。

・スマホ世代には非常に面白い取り組みと感じる。スマホ完備などコスト面でやや
腰が引ける点が気になるところ。
・導入できればしたい。営業所間の交流が少ないこともありひとつのきっかけになる。
・活用できればいが社内に浸透させるのにかなりの労力を要するな、と。
・時代にマッチしたもの。現在アナログでありがとうカードはやっているがポイント制
には取り組んでいないので参考になった。
・直行直帰のスタッフが多い中,有効なツールと感じた。現状ラインを駆使してコミュニケーションをとっていることもあり、ありがとうを送る仕組みは導入しやすい環境。
ただデジタルだけではコミュニケーションは構築できないので、アナログも併用要。
・気持ちを直接伝えることが苦手な方には取り組みやすい仕組み。
・ポイント制でモノに変わっていくのはモチベーションに繋がりよい。
・やってみないとわからないので1年間導入を検討
・若いスタッフが喜びそうでよい。取り組み始めたアナログのありがとうカードも尻す
ぼみ気味にてまずはこちらが先か。
・アナログな人間関係とデジタルツールの併用が大切。いずれもマメさが重要。
・導入タイミングが重要で、効果が出るか否かはその会社次第。


その他、「定着率向上」のために何をやっているか、参加者の皆様から意見を募りました。

   <定着率向上に向けた取り組み>
・目標達成給導入
・給与は汗の量に対しての対価と組合を通して周知、同時に事故ともリンクさせる
汗の量の算出は?→労働時間・走行距離等で数値化
・無事故米の送付(無事故社員の自宅に米を郵送→社員の自覚,家族の感謝)
・減点→加点主義に変えた
・過去5年の退職者に本当の退職理由を確認したところ多くの原因である人間関係
に関する点を改善を計ったところ3名の社員が復帰してくれた
・BBQ大会など食事会の実施
・点呼者を管理者から乗務員リーダー、高齢のリタイヤされた方に任せたところ
乗務員の安心感に繋がっていると感じている
・代表者とドライバーさんとのランチタイムを設けコミュニケーションを活発化
・社内での面談頻度が増えていることもあり、いきなり退職のようなことは減っている
・社内でコーチングを学んだことが大きい。年齢に限らず前向きに受容してくれている
・とにかく繰り返し、繰り返し「活動」を継続。会社があるべき姿に向けて行動し続ける
ことで自然に淘汰され協力者が増えていく。→社内勉強会を再構築

皆さん、定着率向上のために努力されています。
さまざまな施策を通して、やっぱり最終的には「人と人」、といったところでしょうか。

次回の東海ブロック定例会は12月11日(火) 、『 コーチング勉強会 』 というテーマで山田団長(ヤマネット代表)が講師として登場です。楽しみにしていてくださいね。会場はヤマネットさんの名古屋セミナールームです。
※DNA定例会は会員限定の会合です。オブザーブ参加ご希望の方はDNA事務局までご連絡ください。