12月11日(火)、DNA東海ブロック定例会を、開催しました。
今回は、山田団長こと、ヤマネット社代表の山田泰壮様を講師に迎え、「コーチング勉強会」を行いました。
コーチングとは何でしょうか。「教える」というのが指導する側からされる側への教え、であるのに対し、コーチングは広辞苑によると、「本人が自ら考え行動する能力を、コーチが対話を通して引き出す指導術」です。
聴くこと(受け手)の大切さを理解し良い社風を創り上げていくコラムの朗読のあと、コーチングの目的は
①成果を創り出すこと(社風の向上)
②健全な人間関係づくり
にあることを、お話していただきました。
その後、参加者がAさん(=クライアント)、Bさん(コーチ役)に分かれて実習を行いました。テーマは「楽しかったこと、嬉しかったこと」。まずはクライアントであるAさんから、コーチ役であるBさんにテーマに即した話を1分お話します。この時、Bさんの聞き方次第、つまり興味がある態度か、ない態度か、でAさんの立場に立った人は、印象が大きく変わります。後者の場合、つまり、自分の話をさして聞いてもらえていない、と感じた場合は、その後、積極的に話したり、コミュニケーションを取ろうとはしなくなるものです。当然前者は、その逆です。
その後、テーマを「1年の振り返り&来年のビジョン」に変更、再びAさんからBさんに3分話をしますが、今度はCさん(第三者)がBさんのコーチぶりを観察し、その良いところや癖を観ます。客観的な意見をもらうことで、さらに実習を俯瞰してみることができます。
実際にやってみると、「聞く態度」がいかに相手の能力や魅力を引き出す力をもっているかを体感できて面白いです。このコミュニケーション、仕事の場だけではなく、学校のような教育現場や家庭での親子関係でも共通するところが見られますね。
山田団長、貴重なワークショップをありがとうございました。
さて、次回の東海ブロック定例会では 1/22(火)15:00~ 『株式会社マイロジ(マルヒデ運送より社名変更)』の企業訪問を企画しています。お楽しみに!