2019.9.12 更新
2019年7月18日(木)高松 5DAYSCOFFEEにて、7月DNA例会が開催されました。
『テーマ:地域における人材不足(雇用)の現状・課題』
パネラーの自己紹介(敬称略):
有限会社生島興業 代表取締役 木村 征司
琴平バス株式会社 代表取締役 楠木 泰二朗
有限会社広野牧場 代表取締役 広野 豊
株式会社西山自動車 専務取締役 西山 彰一朗
〇パネルディスカッション
(質問)「各社の人材不足(雇用)の現状・課題をどう捉えているか」
(木村) 高卒の女性ドライバーを雇用した。如何に育て次代につなげていくかがカギ
(楠木)観光バス乗務者は不規則な勤務で獲得が難しい。未経験者に2種免許取得の全額補助を行うなど取り組んでいる
(広野) 7割が女性。長時間勤務とならないよう、牛の動きをAIで把握するなど業務効率の改善維持に努めている。
(西山) 全国民の9%が自動車業に従事してるとは思えない程、採用には苦戦している。
(質問)「各社の人材不足(雇用)の取り組み(人材確保)を聞かせて下さい。」
(木村) 若い人の発想を大事にしている。HPやSNSでの発信・認知度アップが効果的である
(楠木) 環境事業を通じた地域への貢献を目指している会社としてPRしている。
(広野) 飲食店も経営しているので会社としての業態・見せ方に気を付けている。
(西山) 人気がない業種であることは仕方ないと思っている。法令に即した就業規則の改定など当たり前の事にしっかりと取り組むことが大切。
〇質疑応答
※DNA出島理事より各パネラーへ質問がありました。
(事務局レポート)上記の通り、雇用の問題・人材確保について活発なディスカッションが展開されました。パネラーの皆様からは業種・業態の垣根を超え、貴重なお話を多数頂戴することができた事に加え、質疑応答の場面ではDNA出島理事より、『実態の月当たり労働時間と給与支給額』について話が及ぶ等、踏み込んだ内容も展開されました。詳細については各社の企業秘密等の問題もあり、記載を控えさせて頂きますが一般社団法人ドライバーニューディールアソシエーションは今後も透明性のある会員同士の情報交換、ノウハウや取り組みの共有、勉強会やベンチマーク等を行い、切磋琢磨する場や機会をつくって参ります。
パネルディスカッション風景
DNA理事の皆様より熱い一言